剣道を始めよう!剣道具について知ろう!<竹刀>
今回は剣道の竹刀について詳しく解説していきます。
竹刀とは
剣道の竹刀はその名の通り、竹製の刀です。竹刀=刀を模した物とされています。その為、礼法作法を重んじる剣道では、竹刀の取り扱いについては厳しく指導されると思います。相手の命を奪う物を粗末に扱ってはいけないという教えですね、
竹刀の基礎知識、名称
竹刀の部位にはそれぞれ名前があります。今回は図を基に説明していきます。

柄
柄は竹刀の持ち手の部分です。皮で覆われていますので持ちやすくなっています。
柄頭
柄頭は、柄の一番先端の部分です。利き手に関係なく竹刀は右手が上、左手が下で持ち、左手は柄頭の先端が手のひらの小指のライン一杯までしっかりと握り、右手は、左手から拳一つ分開けた位置で握るようにしましょう
鍔、鍔止め
その名の通り、刀の鍔と同じ役割をします。剣道では、鍔のみだと抜けてしまうので、鍔止めを指して抜けないようにします。取り外しが可能です。
ツル
竹刀を仕組むのに重要な役割を担うツルですが、ツルがある方を峰、ツルがない方を刃と言います。剣道の有効打突の要件に刃筋正しくとありますので、持つ時はツルを上にして刃の部分を下にし、きちんと刃で打突するようにしましょう。そうでないと、当たっていても技を一本にすることはできません。
有効打突の要件についてはこちら
→https://masablo-chs.com/kenndobeginner/
物打
物打は中結いから先皮の先端までを指します。少し難しいかもしれませんが、剣道はこの物打で打突しないと一本にする事はできません。とても重要なので覚えておきましょう。
中結い
竹刀の仕組みで重要な部位。
先皮
竹刀の先端
竹刀の種類
真竹
真竹は繊維の密度が高く、柔軟性のある素材になります。ささくれができにくく、丈夫ではありますが、値段が高く、すぐにささくれてしまうことも稀にあります。密度が良いため竹刀全体のバランスがよく使いやすい竹刀です。
桂竹
桂竹は最も普及している竹刀です。真竹に比べるとささくれができやすくなりますが、値段が安く、使いやすい竹刀もたくさんあります。初心者であれば桂竹をおすすめします。
まとめ
今回は竹刀について解説しました。無理に覚える必要はありません。やっていく内に自然に身につく知識ではありますので、こんな感じだったかな、という雰囲気でも感じてもらえれば嬉しいです。
次回はおすすめの剣道具を紹介しますので、お楽しみに!
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